ランニング初心者に必要なものリスト|最初はシューズだけ
こんな人に向けて、私の実体験をもとに記事を書きます。
私も走り始める前、同じところで足踏みしていました。ウェアもシューズも何を基準に選べばいいのか分からず、結局しばらく決められずにいました。今は「歩かず完走」に向けて練習を積み重ねている最中で、道具についても必要なものと不要なものの線引きがようやくはっきりしてきています(本記事はその実録です)。
この記事を読むと、走り始める前に「今すぐ買うべきもの」と「後回しでいいもの」を迷わず仕分けられる状態になれます。形から入りすぎるのも、道具不足で挫折するのも避けたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
結局、最初に何にお金をかければいいの?
結論:最初に買うのはシューズだけ。あとは手持ちで始められる
先に結論を出します。ランニングを始めるにあたって最初に買う必要があるのはランニングシューズだけです。ウェアも靴下も、今持っているTシャツやジャージ、普段履きの靴下で当面は代用できます。時計もスマホのアプリで距離と時間は測れるので、専用のGPSウォッチは後からでも構いません。
道具を「必須」「あると快適」「後でいい」の3段階に分けて考えると、今すぐお金を使うべき場所がはっきりします。必須はシューズだけ、あると快適なのはウェア・靴下・アプリまたは時計、後でいいのはポーチ・サングラス・ジェルです。この順番を守れば、形から入りすぎて出費がかさむことも、必要なものが足りずに体を痛めることも避けられます。

①必須:ランニングシューズ(予算目安5,000〜12,000円前後)
シューズだけが必須な理由は単純で、体を守る道具がこれしかないからです。Tシャツが多少ヨレていても走れますが、足に合わない靴で走り続けると、膝や足裏を痛めてそもそも走れなくなります。私自身、6月21日に20.32kmのLSDを2時間07分(キロ6分17秒、平均心拍147)で走った際、足への負担を感じずに走り切れたのは、クッション性のあるシューズを履いていたからだと感じています。
初心者が選ぶシューズは、専門店で足のサイズと走り方を見てもらい、クッション性のある入門〜中級モデルを選べば十分です。実売5,000〜12,000円前後が目安になります。厚底カーボンなど反発系のレーシングシューズは、今のあなたには必要ありません。あれは脚づくりができた人がタイムを削るための道具で、まず走ることに慣れる段階の道具ではないからです。この理由と具体的なモデル選びはフルマラソン初心者向け完走シューズおすすめ5選で詳しく比較しているので、購入前に読んでおくと選びやすくなります。
②あると快適:ウェア・靴下・アプリor時計(予算目安0〜30,000円前後)
ここからは「なくても走れるが、あると続けやすくなるもの」です。ウェアは吸汗速乾素材だと汗冷えしにくく、普段着の綿シャツより走りやすくなります。私はミズノ ドライサイエンス Tシャツ(提携リンク準備中)のような速乾Tシャツに切り替えてから、汗でシャツが張りつく不快感がかなり減りました。実売2,000〜4,000円前後で買えるものが多く、最初の1枚としては十分です。
靴下も同じで、綿の普段履きより化学繊維や5本指タイプのランニング用の方が、汗を吸ってもべたつきにくく、マメもできにくい傾向があります。8月11日に10.58kmを61分(キロ5分47秒、平均心拍156)で走ったとき、真夏で汗の量が多かったにもかかわらず靴の中の不快感が少なかったのは、靴下を専用のものに変えていたことが大きいと感じています。選び方の基準はマラソン靴下おすすめ4選|選び方3基準とマメ対策にまとめているので、シューズを決めたあとに合わせて見ておくとよいと思います。
時計かアプリかは、正直どちらでも構いません。スマホのランニングアプリなら無料で距離・時間・ペースが分かります。走る習慣がつくかどうかまだ分からない段階では、アプリで十分です。続ける手応えが出てきたらGarmin Forerunner 70(提携リンク準備中)のような入門向けGPSウォッチを検討すると、心拍数まで記録できるようになります。私は7月18日に13.66kmを82分(キロ6分02秒、平均心拍163)で走った日のように、ペースを上げると心拍がどこまで上がるかを毎回数字で確認しています。この積み重ねが、練習の強度を管理するうえでかなり役に立っています。実売はGPSウォッチが20,000〜30,000円前後、ウェアと靴下を合わせても数千円程度と考えておけば大きな誤差はありません。
時計、最初から買っておいた方がよくない?
③後でいい:ポーチ・サングラス・ジェル(予算目安3,000〜5,000円前後)
ポーチ、サングラス、エナジージェルは、走り始めた直後には正直なくても困りません。これらが必要になるのは、走る距離が伸びて荷物を持ち歩きたくなったり、日差しが気になったり、長時間の運動で補給が必要になったりしてからです。5〜10km程度の距離を走っている間は、優先度は低いと考えて問題ありません。
距離が伸びてきて携帯品が増えてきたら、SPIbelt(スパイベルト)(提携リンク準備中)のようなウエストポーチがあると、スマホや鍵、後述するジェルもまとめて持ち運べます。エナジージェルは20km以上を走るようになってから検討すれば十分で、種類や選び方はランニングを始める人が最初に読むガイドでも触れているので、走る距離が伸びてきた段階であらためて確認してもらえればと思います。私自身、普段の練習は5〜10kmが中心で、まだジェルを使う場面自体があまりありません。距離を伸ばしていく中で、必要になったタイミングで買い足していくつもりです。
私が実際どこまで揃えてから走り始めたか
正直に書くと、私が走り始めた頃はシューズすら適当に選んでいて、しばらくしてから買い直したという経緯があります。今振り返ると、最初にきちんとシューズだけ選んでおけば、それで十分だったと思います。ウェアや靴下は最初の数ヶ月、普段使いのもので走っていましたし、時計もスマホのアプリで済ませていました。
現在は練習量が増え、8月1日に7.5kmを42分(キロ5分38秒、平均心拍169、最大185)で走るような、心拍が上がりやすい真夏の練習もこなしています。夏場は同じペースでも心拍が普段より上がりやすく、7〜8月は暑さで距離が5km台に落ちる日も多いです。ここまで練習が続いてきて初めて、靴下やウェアをきちんとしたものに切り替える意味を実感するようになりました。逆に言えば、走り始めた最初の時点でそこまで道具を揃えておく必要はなかったというのが、今の私の実感です。
結局、最初の一歩に必要なのはシューズだけ
ランニングを始めるときに悩みがちな「何を買えばいいか」問題は、必須・あると快適・後でいい、の3段階に分けてしまえば難しくありません。最初に買う必要があるのはシューズだけで、あとは手持ちのもので始めて、走る習慣がついてから少しずつ買い足していけば十分です。形から入りすぎて出費がかさむことも、道具が足りずに体を痛めることも、この順番を守れば避けられます。まずはシューズを1足選ぶところから、走り始めてみてください。